「銀座NAGANO」
長野県のアンテナショップで私の100選に出会う
21日、24日と本サイトの新着情報で紹介していた長野県の東京アンテナショップ、
「銀座NAGANO 1周年大感謝祭」が、本日最終日の2日目を迎えた。
10時半の開店前から店頭には、振る舞い酒の順番に並ぶ大勢の人たちがいた。

開店の時間ともなると瞬く間に大勢の来店者がショップ内に溢れ、「感謝祭」ならではの盛況振りとなった。
さすがにこの混雑では、のんびりと長野の産品を眺める雰囲気にもなれなくなり、店頭の貼り紙に記された「大名行列」の演舞時間13時、14時、15時45分を確認して、13時に再度訪れることにした。

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13時。銀座和光堂のチャイムの音が銀座4丁目界隈に流れ出すと、いよいよ長野県飯田市で 7年に一度執り行われる祭り、「飯田お練(ね)りまつり」の目玉の出し物 「大名行列」 が始まった。
《 行列 》 とあるが、実は歩かない。
ショップの前の通りは狭い。道交法や消防法、近隣店舗への影響等々、さまざまな制約があるせいだろう。

行列はその場で足踏みをしているのだが、そこにはかつて大名行列で実際に行なわれていたであろう所作や芸が見事に織り込まれており、「往時を継承している」と称される演舞は観る者を江戸時代へと誘ってくれた。
本日 2度目となる14時の大名行列演舞では、長野県出身の俳優・タレントの峰竜太氏が、佐藤飯田市副市長と行列の先頭に並び記念撮影を撮るという場面もあった。

前記したように、銀座のアンテナショップ前の通りでは制約が多く、ごく限られた規模での演舞になったが、実際に飯田で催される行列は、下の写真でわかるように実に壮麗な行進のようだ。

来年の3月、7年に一度開かれる「飯田お練りまつり」で本物の行列が観られるという。来年の機会を見逃せば、次に観られるのは 7年後になってしまう。筆者の年齢を考えると、少々心許ないものがある。

まことに勝手ながら、筆者の一存でチョイスしている「生きているうちに観たい、私の日本100選」に
飯田市のお練りまつりをしっかり登録させていただくことにした。
お練りまつりの魅力を紹介しているサイトを、長野県飯田市の飯田商工会議所が開設しいている。
ぜひそちらで「飯田お練りまつり」の含蓄を深めてもらいたい。http://oneri.iidacci.org/
スタッフ I
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■りんごの町 出会いと観光 (信州の旅)
2015年05月10日掲載
http://japannow-org-staff.sblo.jp/article/128619356.html
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